- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像とキャスターらの挨拶。
鹿児島県では昨夜、全国でことし初の線状降水帯が発生。指宿市ではきのう1日の雨量が統計開始以来最多となった。梅雨前線は北上し、きょうは雨の中心が九州北部になり、断続的に雨が強まっている。大分県では土砂災害警戒情報が発表されている地域がある。関東甲信・北陸はきょう梅雨入りが発表となった。大雨になった場合は最新の気象情報などと共に、河川の情報確認も重要。また、国土交通省は小型センサーで浸水などの状況をリアルタイムで把握できるシステムの実証実験を進めている。今後は、あすにかけて西日本を中心に局地的に非常に激しい雨のおそれがある。その後、前線の活動はいったん弱まるが15日ごろにかけて西日本を中心に雨が続く見込み。
きょうも各地で随意契約の備蓄米が販売された。小泉農相は令和3年産・2年産の備蓄米計20万トンを随意契約で追加放出する方針を明らかにした。放出による全体の価格への影響について、専門家は「備蓄米が出回りきっていない状況での放出に、強く価格を押し下げる効果が今すぐ見込めるかは疑問」とした。農林水産省は追加放出する方針の一部の備蓄米の購入申請をあすから受け付けることにしている。
備蓄米は10年に1度の深刻な不作などに対応できるように約100万トンが備蓄されていた。今回の放出が完了すれば残りは10万トンになる。備蓄米の仕組みのきっかけとなったのは冷害でコメが大不作となった1993年。小泉農相は、過去の事例を考えると10万トンで十分対応できる水準だとしている。
自民・公明両党の幹事長は物価高対策をめぐって、現金などを想定した給付を実施することで一致した。参院選の公約に盛り込むことも確認した。一方、野党が主張している消費税率引き下げについて、自民党の坂本国対委員長は「恒久財源があるのか考えた時に、減税は難しい」とした。
焦点となっている内閣不信任決議案。自民党はトランプ政権の関税措置をめぐり、あさって与野党の党首会談を行う方向で日程調整を進めることにしている。会談が不信任案提出へ及ぼす影響について、立憲民主党・野田代表は「適時、適切に総合的に判断する」としている。
立憲民主党は参院選の公約を発表。物価高対策を全面的に掲げ、食料品の消費税率を来年4月から原則1年間に限って0%に引き下げるなどとしている。税率引き下げ実現までの措置として1人2万円の給付を盛り込んでいる。また、ガソリン税の暫定税率を廃止し、1リットルあたり25円の減税を行うとしている。このほか、コメ政策の見直しや現役世代の年金底上げなども盛り込んだ。アメリカの関税措置に関しては、自由貿易体制の維持・強化に務めるとしている。
気象情報を伝えた。
副島キャスターは道路の冠水やがけ崩れへの警戒を呼びかけた。