- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 志賀隼哉 瀬戸光 田中美都
オープニング映像が流れた。
備蓄米の随意契約による売り渡しで令和3年産およそ12万トンの申請の受け付けが今日から始まった。まだ店頭での販売が始まっていない地域もあることから、今回の追加放出によって広く安定的に行き渡らせることができるかが焦点となっている。下関市のドラッグストアでは、令和4年産の備蓄米が並べられた。事前の告知は行わなかったものの、開店と同時に客が次々と買い求めていた。申請できる業者は年間1000トン以上1万トン未満の取り扱いがある中小の小売業者など。セブン-イレブン・ジャパンなどが申請している。小泉農林水産大臣は受付開始から1時間で30社ほどから申請があったと話している。千代田区の家電量販店では、炊飯器の新たなコーナーを設けている。
備蓄米に関するトーク。インターネット上のレシピサイトでも備蓄米を美味しく食べる料理などが数多く掲載されているとのこと。備蓄米の販売が始まってから銘柄米の売れ行きが鈍り、一部を値引きするという動きも出ている。スーパーでのコメの平均販売価格は5キロあたり4223円となっている。
日本学術会議を国から独立した法人とするための法律が参議院本会議で自民公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決成立した。立憲民主党や共産党などは反対した。法律をめぐっては、政府に対し、会議の独立性などを尊重するほか、活動を萎縮させないよう必要な財政措置を行うことなどを求める付帯決議が衆参両院の委員会で可決されている。国から独立した法人としての学術会議は法律に基づき来年10月に発足。日本学術会議は、政府から独立して政策提言・科学の啓発活動など国の機関として活動している。会員は内閣総理大臣が任命する。2020年に学術会議が推薦した会員候補6人を菅首相が任命しなかったことに対し、学術会議側が反発して組織のあり方を議論するきっかけになったという。主な変更点は国から独立した特殊法人になるなどとのこと。大阪大学の小林名誉教授は「政府が関与可能なガバナンスの仕組みをいれてくるところが今回の特色」などと話した。
日本学術会議に関するトーク。日本学術会議は政府から独立して職務を行う特別の機関として設立された。日本の科学者コミュニティー全体を代表する組織として科学的な議論に基づいて提言などを発表してきた。これまでは国の機関だったが、国から独立した特殊法人に変更する。現在は会員は内閣総理大臣が任命しているが、学術会議自身が選任する形に変更される。会員以外で作る選定助言委員会が助言することになっているという。監事などは総理大臣が任命するとのこと。来年10月から新たな日本学術会議ができる。
レギュラーガソリンの小売価格は9日時点の全国平均で1リットルあたり172.2円となり、前の週より2.1円値下がりした。値下がりの理由について、石油情報センターは5月に始まった政府の定額補助の効果などとしている。
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ドジャースの大谷翔平選手は日本時間のきょうパドレスとの対決を前に投球練習を行った。順調な回復ぶりを見せている。3イニングを想定し、マイナーリーグの左右2人のバッターと交互に対戦した。奪った三振は6つ。
大谷は連続試合ヒットを7に伸ばした。ドジャースとパドレスのライバル対決の第2戦はパドレスの一方的な展開になった。パドレスvsドジャースは11-1でパドレスの勝利。ロバーツ監督はピッチャー大谷の復帰の時期に関して来月15日のオールスターゲームより前になる可能性はと聞かれ、可能性はゼロではないと答えた。
リーグの打点ランキングで2位タイとなっているカブス鈴木誠也はフィリーズ戦に3番ライトで出場。第1打席で1塁3塁とチャンスを広げた。続くピート・クローアームストロングがダブルプレーで先制点には繋がらず。鈴木誠也の第5打席は3試合ぶりの複数安打となるタイムリーで今シーズンの打点を56に伸ばしリーグ単独2位となった。
かつて多くの人で賑わった石川県輪島市の輪島朝市。観光名所というだけでなく地元の生活を支える場でもあった。しかし去年1月の能登半島地震により朝市通りの周辺は焼失、人々の暮らしは失われた。朝市で30年以上母親と魚を販売していた米谷礼子さんは、焼け跡で自分の店があった場所を探していた。生活の場を失い今はどのような生活を送っているのか、米谷さんや輪島の人々の思いを取材した。
現在の輪島港は岸壁に大きな亀裂が入り復旧工事が進められている。去年11月にようやく水揚げが始まった。港で仕入れた魚を運んでいるのがかつて朝市で魚を販売していた米谷礼子さん。仕入れた魚を自宅近くの作業場でさばいている。震災で仕事を失った米谷礼子さんに声をかけたのが朝市からの馴染のお客さんたちだった。ほぼ毎日魚を配達している。震災前、礼子さんは輪島朝市で母のはる子さんと一緒に魚を販売していた。かつて朝市が開かれてた場所は今年4月に公費解体が完了し更地の状態となった。一緒に店に出ていた母のはる子さんは地震から3ヶ月後に亡くなった。今も付き合いのあるお得意さんの中には震災で大きな痛手を負った人も少なくない。輪島塗りの職人である吉田さん夫婦は工房を兼ねていた自宅が全壊、朝市通りにあった店も焼けてしまった。輪島塗りの道具はなんとか運び出して親戚の家で仕事を続けている。仮設住宅に住みながら礼子さんの魚を待つ人も。蒔絵師の江端俊雄さんは工房を兼ねていた自宅が全壊してしまい、仮説の工房でやっと去年12月から仕事を再開できたという。配達が終わり作業場に戻る礼子さんは自分たちの食事を作る時間が息抜きになっている。夫の米谷晃さんは素潜り漁でサザエや海藻をとっているが、地震で漁場が被害を受けたため海底の調査を行う日もあり漁に出られる日が減っている。輪島港は水揚げはできるようになったが市場はまだ閉鎖されていて朝の競りは行われていないので、礼子さんは夜にも直接魚を買い付けに来ている。仕入れが終わると水揚げを必ず手伝っている。礼子さんのもとに震災前から取引のあったお店が営業再開との知らせがあった。店主の松野克樹さんは輪島で60年続く寿司屋の2代目。以前のお店は全壊しプレハブの店で営業を再開した。店を始まるにあたり礼子さんに声をかけた。震災以来助け合いながら暮らしてきた輪島の人々。いつかまた母も愛した朝市で大勢のお客さんを前に魚を売りたいというのが今の礼子さんの夢だという。
伊藤海彦は、魚を頼んでいる方々も米谷さんが来ることであの元気さや笑顔で元気をもらうということもあるのではと話した。輪島朝市は去年7月から仮設住宅の横にある商業施設で出張朝市として営業を再会、現在は30の店が出店している。米谷さんはお得意さんに魚を届けることで精一杯で今は出張朝市には参加していないとのこと。輪島朝市の具体的な再建の時期はまだ未定だが輪島市は元の場所での再建を目指している。
ミッションは「食害魚を釣り上げろ!」。結果、志賀隼哉アナウンサーはウツボを釣ることができなかった。釣ったウツボは地域通貨と交換することができる。志賀アナウンサーはウツボのたたきなどを試食した。