大雨の備え、避難について気象予報士・田中美都が解説。きょう北陸と関東甲信で梅雨入りの発表がああった。これで東日本から奄美にかけて梅雨となった。ハザードマップの確認、非常用品の準備をするようお願い。歩いて避難をする時は「避難をするとき長靴は履かない」「冠水している場所には入らない」「できるだけ2人以上で避難をする」。

きょう新幹線で仙台から東京に輸送されたのは、令和4年産の備蓄米。5キロ入り200袋が駅構内で販売され、あらかじめ予約していた人たちが買い求めた。小泉農林水産大臣は、新たに20万トンの備蓄米を随意契約で追加放出する方針を示した。令和2年産を放出するのは初。店頭価格について小泉農相は”5キロあたり1700円程度か”としている。今回の追加放出が完了すれば、残りの備蓄米は令和2年産の10万トンに。小泉大臣は、”10万トンを残す理由は災害を意識か”と問われ、「過去の事例を考えると東日本大震災で4万トン、熊本地震で90トン、十分対応できる水準」と答えた。一方、立憲民主党・原口元総務相は「古古古米（令和3年産）はニワトリがいちばん食べている。人間様は食べていない」と発言していた。これについて小泉農相は「備蓄米は有事の際には主食用として供給できるように品質の維持を図っている。大変遺憾」と述べた。スーパーでのコメの販売価格（5キロあたり）のグラフ。きのう発表された平均価格は4223円と2週連続の値下がり。販売量はブランド米等が39％を占めていて、先月上旬以降じょじょに増加している。今回の調査結果は随意契約で売り渡された備蓄米は含まれていないとしている。

政府の備蓄米のうち、一般競争入札で放出されたのは31万トン（令和6年産、5年産）。随意契約で放出され販売されている30万トンは主に令和4年産、3年産。追加放出の20万トンは令和3年産、2年産。大手小売業の間では、すでに随意契約で購入済みの備蓄米の販売に専念し、追加購入については慎重な姿勢を示す 企業が相次いでいる。地域により随意契約の備蓄米が届いていないところもある。小泉農相は、ミニマムアクセスで輸入された米の活用や、緊急輸入なども検討する方針。 2011年の東日本大震災のときに4万トン、2016年の熊本地震の時に約90トンの備蓄米を主食用のコメとして使用した。主食用のコメの不足による放出は過去にない。

大手トラックメーカーの日野自動車と三菱ふそうトラックバスは、きょう来年4月に経営統合することで最終合意したと発表した。両社はトラックなどの開発や生産で協業を進める他、次世代の技術開発でも連携することで競争力強化につなげるとしている。新たに設立する持株会社の傘下に両社が入り、それぞれの親会社のトヨタ自動車とドイツのダイムラートラックが持株会社の株式を25％ずつ保有する方針。両社は当初、去年末までの経営統合実現を目指していたが、日野自動車の検査データ不正問題を受け延期されていた。この統合によって国内トラックメーカーは、両社といすゞ自動車グループの2つの陣営に集約されることになる。

外国人ドライバーによる事故が増加傾向にある中、警察庁の楠芳伸長官は全国の警察本部の交通部長を集めた会議で、外国人ドライバーに対し交通ルールやマナーへの理解が深まるよう企業と連携して働きかけるなど、事故防止対策の強化を指示した。

2020年10月、長崎県警佐世保署で警部補だった男性が自宅で自殺したことを巡り、遺族は”上司のパワハラや長時間労働が原因”と主張して県に対して賠償などを求め提訴した。裁判で県は、県警側に安全配慮義務違反があることは争わず、賠償額などを争っていた。きょうの判決で長崎地裁・松永晋介裁判長は、慰謝料や逸失利益についての遺族側の主張を認め、約1億3500万円を支払うよう県に命じた。遺族は、県が当時の上司に賠償の負担を求める「求償権」を行使するため「重過失」の認定を求めていたが、判決では言及されなかった。

兵庫県・斎藤知事は、告発文書を作成した元局長の私的情報の漏えいを受けて、自らの処分として給与の減額割合を3か月間引き上げ50％の減給とするための条例改正案を先週県議会に提出した。きょう兵庫県議会総務常任委が開かれ、改正案の審議が行われた。条例の改正案について今の定例議会での採決は見送り、継続審議とすることが賛成多数で決定した。

核開発をめぐりアメリカと協議を進めているイランは、5月末に受け取ったとするアメリカ側の提案に不満を示した。そのうえで、近く仲介役のオマーンを通して対案を示す方針を明らかにした。ウラン濃縮などをめぐり意見が対立する中、イラン側の対案で溝が埋まるかが焦点。

UNFPA（国連人口基金）は、世界14か国で行ったアンケート調査の結果を10日発表した。この中で「理想的な子どもの数」について、すべての国で「2人」と答えた人が最多だったという。そのうえで、子どもを持ちたいと考えている人に対し、理想とする数の子どもを持つことを妨げる問題を尋ねたところ、54％が雇用への不安や住宅事情など経済的理由を挙げたという。

全国の気象情報を伝えた。

ナショナルリーグ西部地区首位のドジャースは、きょうから同地区2位のパドレスとの3連戦。ゲーム差は1。4万5000人を超える両チームのファンが集まった。大谷翔平は6試合連続ヒット。パドレスの2人目は松井裕樹。大谷は第4打席で松井と今シーズン初対戦だったが、松井が踏ん張った。延長の末、ドジャースがライバル対決を制した。

先月初勝利を挙げたエンジェルス・菊池雄星。この日は変化球を効果的に使った。今シーズン最長となる8回途中まで投げ、打たれたヒットは1本。無失点の好投で2勝目。

土を入れない野菜作り、今注目の「水耕栽培」。水耕栽培のやり方を解説したネット動画も大反響。家庭菜園をもっと手軽に楽しむためのアイデアを伝える。

家庭菜園はコロナ禍で自宅にいる時間が増えたことでブームになった。ここ数年は物価高の影響でより関心が高まっている。今注目されている野菜栽培系ユーチューバー、みかんぼーやさん。3年前から水耕栽培で様々な野菜を育てる動画を配信している。

野菜栽培系ユーチューバー、みかんぼーやさんの神奈川県川崎市の自宅を訪問。野菜作りを始めたのは3年前。コロナ禍で家にいる時間が増えたのがきっかけ。室内ではみつば、しそなどを栽培。屋外ではニラ、バジル、サラダ菜、ハラペーニョなどを栽培。現在、40種類以上を栽培している。そのすべてを土を使わず水耕栽培で育てている。今、水に溶けやすい液体や粉末の肥料が次々開発され、初心者でもより早く大きく育てられるようになっている。栽培に必要な道具はほとんどが100円ショップで買ったもの。プランターとして使うのに便利なのが2リットルのペットボトル。

野菜栽培系ユーチューバー、みかんぼーやさんにアドバイスをもらい、番組でも水耕栽培でバジルを作っている。材料は2リットルのペットボトルと卵のパックなど。もっと簡単なものは、ドーム型のプラカップ、スポンジ、アルミホイルで作れる。注意点は、水は2週間でかえる、虫がついたら水で流す。一方、土に触れて家庭菜園を楽しむ人も増えている。古い団地をリノベーションして生まれ変わらせる際に、駐車場だったスペースを家庭菜園にしている団地もある。東京・足立区の団地を取材した。

5年前のリノベーションで生まれ変わった東京・足立区の団地。部屋の内装も一新され、今は48戸すべて満室。1人暮らしの男性が団地の菜園を借りて野菜作りを始めたのは2年前。仕事に行き詰まり、気分転換になることがしたいと考えたのがきっかけ。今は、ナスやトウモロコシなど夏野菜を育てている。男性は、この団地で知りあった9人の住民と一緒に野菜を育てている。

古い団地をリノベーションする際、部屋が狭い、エレベーターがないなどのデメリットがある中、付加価値として家庭菜園などが生まれたという。

埼玉県・皆野町から中継。きょうのミッションは、「秩父のいろいろな魅力を味わいながら、出会う人の部活話を聞け」。みんなのみなの暮らし案内舎移住相談センターへ。ここでは、地域おこしの一環として「みんなの部活」プロジェクトを行っている。おやじギャグ部、初心者俳句部を紹介した。

視聴者からの投稿を紹介した。