水曜よる8時から放送の「くりぃむクイズ ミラクル9」で光の演出、効果を担う電飾の仕事を紹介する。前の番組の撤収が終わると、セットの建込みが始まる。セットの骨格ができ始めると電飾スタッフが機材の搬入を開始。機材の行き先はセット裏。電飾担当の山本怜莉は、クイズに関する機材はセットの裏に設置しますなどと語る。セットの表側の電飾で最も数が多いのが電球。電球に貼ってあるシールと図面の番号を合わせて設置するといい、収録ごとに取り付け、取り外しを行っている。解答席だけで384灯、背景も入れて約700灯だという。
クイズ関連のアイテムとして、ペンタブレットが各解答席においていく。さらにこのタブレットには他に人から見えないように覗き込み防止シートが貼られていた。もう1つクイズには欠かせないのが、早押しボタンと光るランプ。
朝4時、セッティングが終わると動作チェックを行う。解答席の電飾は裏で制御しているという。セット裏の作業を見せてもらう。セットの裏と表で動作を確認する。早押しボタンのチェック。さらにタブレットのチェック。電飾担当の杉原由梨は、消すボタンが表示されているときは解答者が消すことが出来る、それを消せないようにロックすると説明した。星のように見える黒い幕についた電球も制御していた。すべての電飾が連動するオープニングの様子を見せてもらった。朝4時30分に全てのシステムチェックが数量。明日の技術打ち合わせ前に集合するといい、13：20の集合。
午後1：20。本番前の行われるリハーサルに備えもう一度チェックする。システムチェックの後は代役を入れてのリハーサル。午後6時、本番収録が開始。約3時間後に収録は無事終了。山本怜莉は、演者さんがタブレットに書いた答えを保存していて、編集作業で使用するので全データを制作に送るという。そして撤収。組み立てたときと逆の順番で全て外して梱包する。準備から撤収まで約13時間30分だった。