先月オンライン販売で1時間に約2万本を売り上げ、ギネス世界記録として認定された「くんせいナッツドレッシング」。人気の秘密を探るため島根・松江市にあるメーカーへ。従業員わずか20人。それでも少数精鋭の努力でドレッシングの売り上げは発売当初から約30倍に増えた。製造しているのは明治18年創業「やすもと醤油」。ドレッシングの販売開始は2016年。現在、日本にあるしょうゆ工場は1000余。家庭料理の洋食化などによって20年ほどで3割以上減少している。このメーカーでも生き残りを考え、新商品開発を始めたという。その1つとして燻したしょうゆをベースとしたドレッシングを作ることに。しかし、試作品の味は今ひとつ。するとパート従業員の女性がナッツを入れることを提案。アクセントで砕いた落花生を入れてみたところ大好評に。こうして商品化。そして人気を広げたのがSNS。「野菜が無限に食べられる」「燻製の香りがたまらない」などの感想が寄せられ、SNS担当スタッフが丁寧に返信。すると公式Xのフォロワーが40人から8万以上に。安藤は「めっちゃ燻製」などとコメント。