きのう、さいたま市で開催された花火大会。約8万人の観客が空を見上げていた。打ち上げ開始の2時間前から取材を開始、屋台の通りは大混雑だった。日が陰り始め、午後1時半ごろ観測された最高気温からは3℃以上ダウン。それでも30℃超えは続いていた。飲み物を買うにも行列が出来る中、広い会場は花火を待つ人で埋め尽くされた。午後7時半に幕を開けた花火大会だが、熱中症と見られる症状で救護所に運ばれたのは18歳の女性。日中より気温が下がる夜間にも襲ってくる熱中症、人ごみが危険だという。人の密集によって発生する暑さを表現する「人熱れ」。どう対策したら良いのか、専門家によると「人いきれの中に長時間いない」「体調を相談できる人と一緒に行動する」「体を冷やす・水分補給」などが大事とのこと。