プログラミング言語「PHP」を提供する団体は重大な2つのぜい弱性が見つかったとして、修正プログラムをきのう午後11時に公開すると明らかにした。これを受けて、情報処理推進機構は「PHP」を利用しているウェブサイト運営者などに速やかに対応するよう呼びかけている。情報処理推進機構は「ぜい弱性を悪用した攻撃を確認しているわけではないが、今後悪用されるおそれがあるため速やかな対応をお願いしたい」としている。セキュリティー会社によるとプログラムを修正しない場合、攻撃者によりシステムを乗っ取られ、機能停止や内部情報への不正アクセスなどの被害にあうおそれがあるという。これを受けて、きのうからデータセンターなどを運営する「さくらインターネット」など様々な企業が緊急メンテナンスのためにサービスを一時停止すると告知していて影響が広がっている。GMOフラットセキュリティ・米内貴志CTOは「今回のぜい弱性は緊急度が非常に高い。一番は外から攻撃できる。ビジネスを少し止めてでも客を守る決断ができるよう会社全体で備えてもらうことも必要」と話した。高市首相もきのう“大至急のお願い”としてSNSに投稿し、公開しているウェブサイトでPHPを使用しているか確認し、修正パッチについて可及的速やかに適用できるよう準備をお願いしたいとしている。
