- 出演者
- 池谷亨 林修 藤井由依 ビビる大木 畠中夢叶
スマホやパソコンはたくさんの情報を入手でき便利。その情報は外部にあるサーバーを経由して届くが、サーバーが集まる場所がデータセンター。「データセンター」はすべての世代で押さえておくべき注目ワード。
オープニング映像。
2019年に千葉県白井市に開設された白井データセンターキャンパスは、東京ドームとほぼ同じ広さ。日本で初めて商用インターネットの接続サービスを始めたIIJ(インターネットイニシアティブ)が運営している。
白井データセンターキャンパスを取材。入館するには、社員であっても顔写真付きの本人確認書類が必須。本来立ち入りが制限されているデータセンターだが、今回は特別に開かずの扉の奥へ。データセンターへは不要な荷物を持ち込むことはできない。スマホのカメラにシールを貼り、機密情報の撮影・流出を防ぐ。剥がすと「OPEN」の文字が浮き出る特別なシール。大切なデータを守るために万全の体制を取っている。サーバールームは二重扉になっており、社員であっても顔認証が必要。
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- 白井データセンターキャンパス
サーバールームはサーバーを冷やすファンが風を送っているため音が大きい。データセンター内には1800ラックあり、サーバーの台数は数万台だという。1つのサーバーにはCPU、冷却ファン、ハードディスク、メモリなどの部品が入っていて、ノートパソコンの40倍ぐらいの性能があるという。IIJは官公庁や金融業界などの通信・データを取り扱っている。サーバーの裏側はだいたい35℃あるという。サーバー1台でノートパソコン100倍ぐらいの電気を使うため大量の電気が必要。白井データセンターキャンパスでは最大50メガワットを消費するという。一般家庭に置き換えると約1万6000世帯分に匹敵する。サーバー1台で数百万円、ラック1台で約1億円かかる。
最新鋭のデータセンター建設にかかるお金を紹介する。広さ2万平方メートルのデータセンターの建設コスト(富士キメラ総研調べ)はビル建設で約172億円。電気設備は約266億円。非常用発電機、変電設備などが必要。池谷は「データセンターは普通のオフィスビルよりも厳重なセキュリティーが必要。配線を通すために二重床が必要」などとコメントした。データセンターだと増やさなければならないものを聞かれ畠中は「ソーラーパネル」、ビビる大木は「駐車場」と回答した。
北海道にあるさくらインターネットの石狩データセンターを取材した。3月に行政システムを支える基盤「ガバメントクラウド」として正式に採択された。これまでにアメリカの大手事業者のみだったが、国産企業で初の快挙となった。さくらインターネット・前田取締役が施設を案内する。
敷地は東京ドーム1.1個分。2011年の開設以来、広さ約5万平方メートルの敷地に次々と施設を増やしている。北海道にデータセンターをつくった理由について前田取締役は「真夏以外はエアコンを使わない。冷たい風でコンピューターを冷やすために大阪の会社がわざわざ北海道に進出した」などと話した。東京都比べ約8℃低い環境を活かし電気代を約4割削減した。中は無機質にすることで建物の中の位置関係をわかりにくくしている。コンピューター室のラック中に並んでいるのはサーバー。全てハードディスクで1列だけで約20台。スマホやパソコンに入りきらないデータをネット上に保管するクラウドと呼ばれるサービスを提供するのがさくらインターネットの主な事業。企業の顧客情報、写真・動画など様々なデータを保管するために大容量のハードディスクが必要。ラックの裏側は美しい配線。電源ケーブルは2系統。2018年の北海道胆振東部地震では北海道のほぼ全域が停電する中、サーバーを止めることはなかった。メンテナンス作業をしている男性が使っているのは洗濯バサミ。ダブルチェックをしてから抜くという。取材中にはAIサーバーが動き出した。
サーバールームを取材していると、音を聞くだけでAIがいかに多くの電気を使うかがわかる。そんなAIサーバーに欠かせない機器はGPUで同時に大量の経産を高速処理するコンピューターの“頭脳”である。以前から使われているCPUに比べて、画像処理やAI学習に適していてその処理能力は数十~百倍ともいわれている。
GPUのお金は8基で住宅1軒分だという。AIサーバー室を特別に見せてもらい、さくらインターネットではAIサーバーの導入を進めているとのこと。GPUは膨大な熱を発するため、高速のファンで冷却する必要がある。熱くなるためAIだとラックに入れられるサーバーの数が限定される。
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データセンターの建設が普通よりお金がかかる理由の3つ目は空調設備であった。中規模のデータセンターを建設するたけで616億円ほどかかる計算となる。世界のデータセンター数は日本は222だがアメリカは5426でダントツとなっている。日本は4位の中国と比べても半分以下で、データセンターはまだまだ少ない。続いて注目するのは場所だが大都市圏に集中しており、大都市圏のデータセンターの強みは距離となっている。映画「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち」では高速取引という方法で株を買っていて、他の人より0.001秒でも早く注文を入れることで莫大な利益を得ようとしていた。そのために1600km離れたカンザス州のデータセンターからニューヨーク証券取引所を一切曲がることなく直線でつなごうとする。光りファイバーケーブルをまっすぐ引くために土地の買収を試みたり、川の下を掘ってケーブルを埋めたりと面倒なことを地道に進めていた。時には仲間割れや困難の連続となったが、ついに0.001秒の短縮に成功した。政府はデジタル田園都市国家構想の一環として、地方のデータセンター新設に「最大5割」の事業費補助もしているという。
月ごとの連続企画で5月は「業界を見てみよう」。今回は飲食業界向けの雑誌である「近代食堂」を取材した。創刊は1969年で月に1回発行されている。その中身は人気飲食店8店を取材したりメニューの原価率や提供時間まで載っている。そんな近代食堂が5月号の取材で東京・目黒区の繁盛店へ向かうため同行した。店の看板メニュー「濃厚とまと担々麺」のレシピについて、北浦副編集長が詳しく取材していく。どこの製麺所の麺を使っているのかまで聞き出し、取材メモには客単価・坪数・席数・創業時期などもあった。この店は記事だけでなく、5月号の表紙にもなるという。その表紙を飾るのが「冷やしとまと担々麺」でトマトのフレッシュな爽快感とごまのコクが楽しめる新感覚担々麺である。近代食堂を作っている会社を訪ねるとたくさんの本があり、和食の専門書からモンブランやショートケーキの技術本まであった。中でも気になったのは「日本の美しいかき氷」。
繁盛店をつくるがコンセプトの飲食業界向けの専門誌「月刊 近代食堂」の出版社からは、「日本の美しいかき氷」という本が出ている。ページ一面に有名店のかき氷が掲載された写真集。編集長は、「1坪あたりの日商が1万円に達していれば繁盛店」と基準を教えてくれた。最近はいかに人材を確保し長く働いてもらうか、成功した飲食店の具体的な取り組みを紹介。時給が上がるシステムなどを詳しく解説している。さらに、環境に配慮した取り組みにも注目している。社会問題を解決する飲食店も。編集長は「やっぱり繁盛してこそ働いている人の幸せだったり、日本の飲食本当に稼げるんだねとかチャンスがめちゃめちゃある。ちょっと後押しするような本」と語る。
編集長が今年のトレンドとして注目しているのは町焼肉。メニューをシンプルな構成にするお店が増えていて、チェーン店でもそのテイストが取り入れられている企業があるくらい盛り上がっている。
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大木さんが最近入れ込んでいるものは「あおさのり」。ビビる大木は、あおさのりを人にあげると、いらないって言う人は誰もいない。味噌汁に入れても良いし健康だと話した。林修は、率直に言ったら麻辣湯よりあおさのりとコメントした。
今回は今後も増えるであろうデータセンターをお金で見てみた。林修はデータセンターの業界は、我々の想像を越えて、いろんなことが進歩しているので、今の状況ではこうかもしれないが、アップデートしていかないと、ちょっと古い情報につかまってしまうと、大きな勘違いや間違いをする可能性もあるので、絶えず新しい情報を追っかけていかないといけないと話した。
