敷地は東京ドーム1.1個分。2011年の開設以来、広さ約5万平方メートルの敷地に次々と施設を増やしている。北海道にデータセンターをつくった理由について前田取締役は「真夏以外はエアコンを使わない。冷たい風でコンピューターを冷やすために大阪の会社がわざわざ北海道に進出した」などと話した。東京都比べ約8℃低い環境を活かし電気代を約4割削減した。中は無機質にすることで建物の中の位置関係をわかりにくくしている。コンピューター室のラック中に並んでいるのはサーバー。全てハードディスクで1列だけで約20台。スマホやパソコンに入りきらないデータをネット上に保管するクラウドと呼ばれるサービスを提供するのがさくらインターネットの主な事業。企業の顧客情報、写真・動画など様々なデータを保管するために大容量のハードディスクが必要。ラックの裏側は美しい配線。電源ケーブルは2系統。2018年の北海道胆振東部地震では北海道のほぼ全域が停電する中、サーバーを止めることはなかった。メンテナンス作業をしている男性が使っているのは洗濯バサミ。ダブルチェックをしてから抜くという。取材中にはAIサーバーが動き出した。
