子供たちが手で触ることで子どもたちが楽しめるように作られたさわる絵本。この絵本を作っているのは大阪・吹田市にあるさわる絵本制作グループあゆむ。絵本の魅力を多くの子供たちに知ってほしいと活動している。グループの代表を務める内田裕子はこれまで幼稚園や保育園で働いてきた経験から楽しい絵本の世界を多くの人たちに届けたいと名作を中心に10冊以上複製してきた。グループが完成させたのは「いやだいやだ」という絵本の複製。内田たちが作ったばかりの絵本が生まれたときから目が見えない4歳の男児の元に送られ、男児は楽しかったと話した。内田は1冊でも多く届けられればうれしいと思っていると話す。