今日のキラビトは後藤甲世さん。作っているのは五月人形として馴染みの深い鎧兜。後藤さんは128年続く工房の5代目。一式作るのにかかる期間は約半年で、一つ一つ手作業で仕上げているという。その技術と美しさを知ってほしいと後藤さんが考案したのが組みひもの技法などを取り入れたバッグで、後藤さんは女性の方にも馴染みやすいように作り始めたと語った。他にも名刺入れや置き時計など身近なものを制作し、東京・墨田区の地域ブランド品にも選ばれている。