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「すみれ乳幼児園」 のテレビ露出情報

先月、福岡県志免町で開かれた防災に関する講演会。登壇した江副貴子さんが町内会の役員およそ140人を前に伝えたのは、炊飯器を使わずにポリ袋を使って米を炊く方法。元日の能登半島地震では発生直後に最大でおよそ4万戸が停電、また断水は石川県内で最大でおよそ11万戸に上り山間部を除いて解消するまでに5ヶ月がかかった。江副さんは災害時にライフラインが止まっても簡単に作ることができ、なおかつ栄養バランスの取れた料理の作り方を研究している。江副さんは管理栄養士として学校給食の現場で32年間働いていた。しかし、もっと調理について学びたいと思うようになり、54歳の時に上京、調理の専門学校に入学。そこでの出会いが江副さんの人生を変えた。江副貴子さんは「東日本大震災の話を聞くことがあった」とコメント。しかし災害時の食事について教えてくれる場所は見つからなかった。それなら自分が伝える側になるしかないと独学で研究を始め、おととし友人たちと「志免町防災Eatプロジェクト」を立ち上げた。誰もが真似できて食材の応用がきく料理を心がけている。ミコー薬局漢方薬剤師・古高優子さんのコメント。
ただ、被災した経験のない江副さんは自分の提案する防災食が本当に避難生活で役に立つのか不安も抱えていた。その問いかけを胸に出身大学、中村学園大学(福岡・城南区)を訪れた。この日会ったのは薬膳食育ボランティア部の学生たち2月末からおよそ1ヶ月間、野党半島の被災地で炊き出しのボランティアに参加していた。被災地の食事がどのような状況だったのか耳を傾ける。雪の降る厳しい寒さの中で特に喜ばれたのは温かいご飯だった。2017年の九州北部豪雨では朝倉市の保育園で園児の送迎ができなくなり子どもたちは教室で一夜を過ごした。その話を聞いた江副さんは保育園での防災食の普及活動も行っている。大きな災害が起きたときどんな食事をとればいいのか、江副さんは自分自身に問いかけながら備える大切さを伝え続けている。

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