荒川沖駅で家について行っていい人を探す。飲み屋から出てきた男性に声をかけて交渉するとOKしてくれた。OKしてくれた荒井淳一さんは釣具店を23年やっているなど話した。大事にしているものは家族だが妻が体の調子がよくないなど話す。
荒井さんの自宅へ訪問。自宅は築約20年の2LDKの一軒家。机の上には「誰も懲りない」や動物の写真集などが置かれていた。料理はするが冷蔵庫の中身は控えめな状態だった。闘病中の奥さまとは偶々お店で出会って一目惚れしてアタックしたという。初デートは釣りで、洒落た所で行こうとも考えたがお弁当を作ってきてくれたという。また奥さまは漫画家で部屋には資料用本などがあったり作品である「イケナイ同窓会」などがあった。仕事については口を出すとケンカになってしまうため作品とかあまり見ず、仕事部屋はきょう初めて入ったという。病気は「スキルス胃がん」で3年前に患ったという。
、去年から入退院を繰り返していて状態は良くなく3カ月前には「生」に対して積極的になれない顔つきになっているなど話す。奥さまはこれまでの人生をアルバムしていて荒井さんも初めて見る。その他遺影候補などを作っていてこれらも初めて知った状態で荒井さん「生きていた証を前部残してくれてたんだな」と話す。奥さまが亡くなったあとについては考えたくは無いが色々考えているなど話す。奥さまの目下の夢として春に作品展を開く事だという。荒川沖駅で荒井さん家について行ったら愛する妻にもっと楽しみを与えたいそう願う夫の気持ちが聞けた。取材から4ヶ月後念願だった作品展を開催、その1ヵ月後2016年6月30日に天国へ旅立たれた。荒井さんは当時と変わらず釣具店を営みながら友人と川釣りを兼ねた温泉旅行を楽しんだりしているという。