市川由紀乃さんは「手術しないと卵巣がんか診断できない」と説明を受け入院することとなった。子宮体がんで手術した先輩の藤あや子さんは病室で着ていたものと同じ部屋着をプレゼント、由紀さおりさんは毎日のように連絡をしてくれるなど先輩たちからエールを受けたという。身近で寄り添っていたのは80歳の誕生日を控えた母で、「恩返しですから親子っていうより人として尊敬しているから」と話した。市川さんの手術は6時間にも及び卵巣・卵管・子宮・骨盤のリンパ節・腹膜の一部を切除、約10日で退院し詳しい検査結果を待つ。翌月に卵巣がんと診断され初期段階だったが再発防止のために抗がん剤治療をしていくこととなった。約5カ月で6回の抗がん剤治療を受け、体のだるさと髪の毛が抜ける辛さにも直面したが母の笑いに変える助力に救われたという。一昨年12月にすべての抗がん剤治療が終了、半年後に新曲「朧」を発表した。先月には舞台にも挑戦、花魁役の着物は約20kgだが治療の影響で手足に痺れが残っているので高下駄で歩くことは困難を極めたが本番では成功を収めた。
