3月11日、多くの学校では卒業式の準備が進んでいた。震災当時小学6年生だった大地さんが校長先生に宛てたビデオレター。常磐地区にあった大地さんの小学校では卒業式が中止になった。しかし1カ月後、校長先生が卒業式を開いてくれた。あれから15年、大地さんは東京・渋谷で美容師として働いていた。今は副店長を任されるほどの腕前。自分の店を持つのが夢だという。今年1月、大地さんが故郷に帰省した。共働きの両親に代わり、祖父母が大地さんの面倒を見てくれていた。この家も地盤沈下で傾き続けているという。大地さんは一緒に居たいと思いながらも葛藤があるなどと話した。大地さんはどうしても会いたかった、鈴木元校長の元へ。鈴木元校長は卒業式の日、児童1人1人のために選んだ言葉を書いた写真立てを用意した。大地さんに贈った言葉は「挑戦」だった。
