まずは世田谷区の祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩30秒ほどである地元に人気の喫茶店から。それは「珈琲屋 それいゆ」でドアを開けるとあったかな声が迎えてくれる昔ながらの喫茶店となっていた。店を切り盛りするのは鈴木さん夫婦であり、厨房で料理をするのは夫の正一さんで妻・裕子さんは主に接客を担当する。この店の名物メニューは急いでいる人がさっと食べられるようにと色んな料理をワンプレートにまとめたその名も「ラッシュアワー」。カレーライス・ハンバーグ・スパゲッティ・フランクフルトなど7種類もの料理が一度に味わえるまさに大人のお子様ランチである。コーヒーには正一さんのこだわりがあり、1滴ずつ抽出する水出しコーヒーとなっていた。午前7時半、正一さんは仕込みを開始となる。それいゆのメニューはカレーにナポリタン・オムライスなど懐かしい味が中心。全て手作りなので仕込みはやることが一杯である。コーヒーも豆を挽くことから始めて長い時間をかけてじっくり淹れる。そして午前9時にバイトの女性も加わって開店となる。すぐに客がやって来ると注文を聞かずに調理開始となった。毎朝店に通う常連さんは毎回モーニングセットを注文するので注文を聞かなくてもいいという。そして午前10時半になると裕子さんが店にやって来た。午前11時には忙しいランチタイムが開始となる。昼になると店内が混み合ってきて、厨房は大忙しとなっていた。そんな中。正午過ぎにはデザートのパンプキンパイが売り切れとなる。急遽、パンプキンパイを生地から作ることとなっってしまった。そんなピンチに駆けつけたのが裕子さんで。接客の合間をぬって厨房に入りパイの中身の仕込みを行っていた。
それいゆの誕生は昭和51年でもともとこの店は別のオーナーが営む店で正一さんはその従業員だったが、昭和61年に権利を買取り独立となった。知り合いだった料理人の新井孝政さんを店に誘い、新たなそれいゆの歴史が始まった。その翌年には子育てが一段落した裕子さんも店に入り、30年以上3人で店を営んできた。しかし令和3年に新井さんが急遽してしまい、ずっと2人で回していた厨房を今は1人で担う正一さん。裕子さんはこの形でずっとやっていくのは主人には無理なので誰かそのままやってくれる人がいればとのことだった。また正一さんは裕子さんをいなくちゃいけない存在だと話した。
それいゆの誕生は昭和51年でもともとこの店は別のオーナーが営む店で正一さんはその従業員だったが、昭和61年に権利を買取り独立となった。知り合いだった料理人の新井孝政さんを店に誘い、新たなそれいゆの歴史が始まった。その翌年には子育てが一段落した裕子さんも店に入り、30年以上3人で店を営んできた。しかし令和3年に新井さんが急遽してしまい、ずっと2人で回していた厨房を今は1人で担う正一さん。裕子さんはこの形でずっとやっていくのは主人には無理なので誰かそのままやってくれる人がいればとのことだった。また正一さんは裕子さんをいなくちゃいけない存在だと話した。
住所: 東京都世田谷区祖師谷3-32-15