仲間によると、篠原は寮で部屋のドアを全開にし、廊下にまでおもちゃが出ていたという。篠原は帰宅した後、衣装を自作したり、デザインを描いたりしていた。当時、ものづくりを本職にできるか不安だったという。水森かおりが紅白歌合戦で着用する巨大衣装をはじめ、藤あや子、嵐の衣装を手掛けてきた。照明が落とされると、衣装が輝くという提案があり、二宮は提案された衣装をもとに曲をセレクトしたのを覚えているという。ライブがDVD化されることを考え、篠原は衣装の精緻な部分まで気を配っていた。嵐の衣装は80着近く手掛け、二宮は「地方だとしても来てくれて、直しもしてくれた」と明かした。篠原はフジテレビの番組収録で嵐の5人が集まるのがチャンスだと、合間にデザインをプレゼンしていた。