茨城県つくば市の市長が、自身の退職金の金額を市民に決めてもらう条例を提案している。15歳以上なら、スマホのアプリから投票できるという今回のアイデア。市民はどう評価するのか。前代未聞の取り組みは茨城県つくば市で。先週、突然、つくば市長から「市長退職金についてインターネット投票を行います」という宣言が。何故、退職金をインターネット投票で決めてもらうのか。そこで、つくば市の五十嵐立青市長を直撃した。間もなく2期目の任期満了を迎える五十嵐市長だが、市民にネット投票してもらい、100点満点で評価。その平均点を退職金に反映させるという。これが導入されれば、全国初の試みだという。五十嵐市長は1期目から退職金廃止を公約に掲げ、4年前の退職金は最低額の22円となった。この奇抜な取り組みを市民はどう感じているのか。ネット投票や市長の取り組みについて評価している人が多いが、「委ねられても困る」という意見も。子育ては終わり、老後はまだ。政策の恩恵を受けていない世代は判断に困るようだ。前代未聞の取り組み、市長の退職金はいくらになるのか、最後まで目が離せない。