徳島駅前にある電脳交通のビジネスは、タクシー会社のコールセンター代行。地方のタクシー会社の悩みが、コールセンターの人手不足。そこで電脳交通は、地方でタクシー会社に電話すると電脳交通につながるような仕組みを作った。電脳交通がさらにタクシーの利用が便利になって儲かるための斬新な実証実験をやっているという。電車の中からスマホでタクシーを呼ぶというものを全国各地で実証実験中。その1つであるJR四国で実証実験を体験。実証実験をしているのは、予讃線の9駅。座席についたら目の前にあるQRコードを読み取り、名前や電話番号を入れた乗っている電車の情報、降りる駅を入力。駅に来てくれるタクシー会社を選択し送信したら登録は完了。時刻表通り宇多津駅に到着すると、時間通り来てくれた。この実証実験をやることで、どれくらいのお客さんが使うのか、ちゃんとスマホで予約ができてタクシーは配車されるのかを確かめているという。データを元に、タクシーが足りなくなりそうな駅にエイア外のタクシー会社に応援依頼するなんてことができるという。JR四国での昨年の実証実験では、5ヶ月間で335件の配車実績がある。