- 出演者
- 進藤晶子 加藤浩次 劇団ひとり 森永康平
すべての商品は実証実験があって消費者に届く。
森永康平さんと劇団ひとりさんが登場。やってみたらうまくいかないことはビジネスの世界には多い。実証実験が大事になるという。
山梨県の河口湖町のティ.エム.ワークスにやってきた。クルマの配線部品などの製造・販売を行う。飛行機に鳥が寄ってこないようにする実証実験をしているとのこと。世界的にバードストライクが増えている。防止するための実証実験を行っているとのこと。昨年だけで1647件起きている。バードソニックという装置。高周波を出して鳥がよりつかないようにする。1台30万円。全国の9空港で実証実験がはじまり、一部本格導入がはじまっている。関西国際空港ではバードソニックを14台実証実験中。ヒバリなどが半減したというデータがある。10-15kHzをカラスは嫌がるという。草刈りなどのメンテナンスが必要になる。植物に音が吸収されてしまうからだ。鳥以外の動物にも実証実験中だ。熊対策用にバージョンアップ。ハイパー熊ソニックという。実証実験中だとのこと。
森永さんは、「日本で上手く行っちゃえば市場は一気にグローバルになるので、もっと大きい金額で売っても世界中の航空関連の会社は買ってくれる可能性はある」などと話した。実証実験は大事で、屋久島空港、喜界島空港の距離はそんなに離れていないが、同じ鳥でも違う周波数でないと効かないという。
徳島駅前にある電脳交通のビジネスは、タクシー会社のコールセンター代行。地方のタクシー会社の悩みが、コールセンターの人手不足。そこで電脳交通は、地方でタクシー会社に電話すると電脳交通につながるような仕組みを作った。電脳交通がさらにタクシーの利用が便利になって儲かるための斬新な実証実験をやっているという。電車の中からスマホでタクシーを呼ぶというものを全国各地で実証実験中。その1つであるJR四国で実証実験を体験。実証実験をしているのは、予讃線の9駅。座席についたら目の前にあるQRコードを読み取り、名前や電話番号を入れた乗っている電車の情報、降りる駅を入力。駅に来てくれるタクシー会社を選択し送信したら登録は完了。時刻表通り宇多津駅に到着すると、時間通り来てくれた。この実証実験をやることで、どれくらいのお客さんが使うのか、ちゃんとスマホで予約ができてタクシーは配車されるのかを確かめているという。データを元に、タクシーが足りなくなりそうな駅にエイア外のタクシー会社に応援依頼するなんてことができるという。JR四国での昨年の実証実験では、5ヶ月間で335件の配車実績がある。
電脳交通は地方の配車もしているが、注文自体は地元のタクシー会社に飛ぶようになっているという。仲介したほうが儲かるが、業界的には効率的な方が良いと思ってこういった仕組みにしたという。
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findは落とし物をコンピューターで管理し見つけやすくなるシステム作っている。落とし物が売れるかどうかの実証実験をしている。駅の落とし物をfindが全部引き取るという。引き取った商品がメルカリで売れた場合、商品の売上金の20~30%が手数料として施設側に支払われる。社内に持ち帰った落とし物は売れるものがあるかチェックする。
北大阪急行電鉄の落とし物で多かったものが片耳だけのイヤホン。片耳だけのイヤホンが売れることが分かっている。さらにバラバラのイヤホンはセットにして売れる。現状は赤字だという。
森永さんは「人の落とし物を売って稼ぐのってどうなのって意見が出てくるのを試すのも実証実験のあり方」、和田さんは「SNSの反応を見ると称賛の声も多かった」などと話した。
森永さんはヨンデミーを紹介した。ヨンデミーはAIを活用して子供にあった本を推奨して読書習慣をサポートするサービス。ヨンデミーを導入して1ヵ月で児童1人あたりの読書量が全国平均の2倍以上になった。
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