隠す収納の達人の木村充子さんのお宅へ。12年前に購入した建坪約12坪の物件。3階建てながらリビングは7畳、その他の部屋も5～7畳と狭めのお部屋。木村さんは整理収納アドバイザーの資格を持つ収納の達人。まずは2階のリビングルームへ。家の中で最大の広さを誇る7畳のリビングルーム。シンプルなダイニングテーブルとソファ、テレビが置いてあるだけで7畳とは思えない広々空間。日常的に散らかりがちなものを徹底的に隠すことにより、狭い家でも広々快適に暮らせるという。それが最もよくわかるのが2階にある3畳ほどのキッチン。レンジ以外の物が完全に隠された生活感のないキッチン。狭さゆえ場所を動かず調理ができる収納の工夫と、デッドスペースを活用した隙間のない達人技の数々が。必要なものはどこでも手が届く場所に収納しているので、一箇所に立ったままで調理が可能。大量のキッチングッズを隠すため考案したのが、本来なにも付いていなかった木製の扉の裏に、100円ショップで買ったタオルハンガーをネジでしっかり止めて活用。タオルハンガーのように安価で買えるグッズを活用。シンク下の空間に自作ラックを入れ収納力UP。吊り棚には取っ手付きケースを使い、お弁当箱を始め各種調理グッズを種類別に収納。吊り棚の下の僅かな隙間にはつっぱり棒を使いキッチンペーパーを収納。