東北大学にやってきた。庭の土が地球を救うかもしれないという実験。南澤究先制は土壌微生物の専門家。微生物のDNA解析や培養などを行っている。地球冷却微生物を探しているという。温室効果ガスはいろいろある。N2Oを土壌微生物で晴らそうと考えている。N2に変えてくれるのが地球冷却微生物だ。地球冷却微生物が確実にいる土を見つけた割合は、3パーセントだ。番組も協力した。寒い所で多く採取できている。標高の高いところなどだ。北海道の農場へ行き土を採取。1時間おきに3回、瓶の中の気体を採取する。N2Oが減っていけば、地球冷却微生物がいる証拠だ。長野県飯田市へ。キャンプ場にやってきた。土を採取。この近くに日本で唯一認定されている隕石クレーターがあるという。2万から3万年前に隕石が落ちた隕石クレーターだ。ここからも土を採取。愛媛県宇和島市にやってきた。宇和島東高校の生物部に協力してもらう。茨城県、岡山県、沖縄県、広島県、滋賀県、長崎県、群馬県からも集まった。気体分析と土壌分析をする。時間とともに気体のN2O濃度が減っていれば、地球冷却微生物が確実にいるということだ。