神奈川・横浜市にある「川村屋」を紹介。午前7時半からオープンする人気の店となっている。メニューは約15種類で320年～。つゆはカツオ節とサバ節の出汁で甘め。長年愛される名物メニューはとり肉そば。人気の天ぷらが入ったあじ天そばや冷やしかき揚げそばも食べ応えがある。多い日は約1000食売れる日もある。店を仕切るのは加々本愛子さん。7代目として店に入った理由は124年の長い歴史で一度閉店したことにあったという。川村屋は明治33年、桜木町駅（旧横浜駅）で洋食店を創業。昭和44年に同じ場所でそばの販売を開始。立ち食いスタイルにしたのは横浜博覧会の翌年、平成2年。後継者不在で去年3月に閉店したが、6代目の娘が夫と共に跡を継ぐことに。かつての従業員も常連客も戻ってきた。