今日都内で開かれたのは栃木県産の新米をPRするイベント。並べられていたのはコシヒカリの他に栃木のブランド米のなすひかりなど。首都圏などでの販売を増やしたいと考えている。猛暑で見た目がよくない米が増加しPRに注力した。深刻な影響をうけたのは日本有数の米どころの新潟県産のコシヒカリ。新潟市内で20年間米作りをしてきた秋津の社長は20年間でこんなにも等級の悪い米は20年間でなかったと話す。今年は猛暑の影響で米の透明度がおち、フチの白い米が増えた。米は透明度や形、みためでランク付けされる。秋津のコシヒカリは例年はほぼすべてが最高評価の1等米だが今年は0。集荷量は例年と変わらず出荷価格の安い2等米や3等米が増えたことで売上は大幅に減少した。JA全農にいがたは一等米は4%と去年の大幅に減少した。こうした二等米や三等米の消費を促そうとする取り組みも行われている。通常は中身の8割を一等米にするところを等級の低下をうけて8割を三等米にした米の販売を開始。一等米とはみためには差があるが味には違いはないという。その炊き方を通販サイトで説明し、価格は例年の水準を維持するという。