TVでた蔵トップ>> キーワード

「ななつ星」 のテレビ露出情報

仲義雄は九州中を周りルートを固めていた。由布院では伝統の神楽の鑑賞。阿蘇では草原の散策。鹿児島では歴史ある庭園の見学など体験プランも作った。しかし日向灘の朝日を見ながらどんな朝食を提供するかが決まっていなかった。沿線を探し歩く中、農業が盛んな宮崎・都農町に行き当たった。1人の男が出迎えてくれた、それが猪股利康だった。仲はこの町の野菜や果物で朝食を作れないでしょうか?と頼んだ。猪股はチャンスだと思った。1年前、町を家畜の伝染病「口てい疫」が町を襲っていた。猪股は農産物が豪華列車に使われれば町に笑顔が戻るかもしれないと考えていた。仲は野菜でジュースを作りませんか?と提案。猪股はトマトを選んだ。猪股は試行錯誤を重ねたが納得いくジュースはできなかった。開発を初めて1年、試作品でいっぱいになった冷蔵庫を整理しているとき、トマトジュースが2層に分離していた。猪股はすこし前、妻の父親とお酒を飲んでいたとき、分離していたお酒を混ぜようとしたら「混ぜるな、この上澄みがおいしいんだ」と怒られた。もしかしたらと猪股はトマトジュースの上澄みを飲むと、爽やかな旨味が広がった。これまで見たことのなか黄金色のトマトジュースが生まれた。このジュースを中心にすえ、特別な朝食が完成した。ときを同じくして車両のデザインが佳境を迎えていた。担当は水戸岡鋭治。水戸岡はJR九州で数々の列車を手がけてきた。いまの自分があるのは九州のおかげ、恩返しがしたいと思っていた。水戸岡は有田焼の最高峰を求めた。十四代・酒井田柿右衛門のもとを訪れ、九州の誇りとなる列車を作りたい。器に絵を入れてほしいと頼んだ。すると柿右衛門は「1から作らせてください」と言った。柿右衛門が作ろうとしたのは洗面鉢だった。柿右衛門は全力で取り組んだが、がんが見つかった。2013年、完成した車両が公開された。洗面所の洗面鉢などが柿右衛門の遺作となった。水戸岡が病のことを知ったのは亡くなったあとのことだった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2026年5月22日放送 23:45 - 0:32 NHK総合
新プロジェクトX(オープニング)
有馬嘉男と森花子が「ななつ星in九州」に乗車した。乗れるのは10の客室にわずか20人。1人あたり最高185万円。こだわりは九州の魅力。室内には大川組子や酒井田柿右衛門の作品などが飾られている。九州各地を3泊4日で巡る。世界的な雑誌では3年連続世界一に選ばれた。その誕生の裏には九州の誇りと社運をかけた情熱の物語があった。

© 2009-2026 WireAction, Inc. All Rights Reserved.