こっちのけんとの人生を大きく変える出来事が父の還暦パーティー。父から「友人や親戚を集めてちょっとしたステージをしたいから、健人そのときに歌ってくれないか?」と、うつ病になる前に約束をしていた。不安を抱えながらも会場に向い、アカペラで歌を披露した。すると、多くの拍手をもらい、「本当 歌よかった」と声をかけてもらった。そこからもう一度、歌の道を目指した。26歳の時に歌手デビュー。自らの体験をもとに作詞・作曲をした曲はSNSなどで徐々に話題を集める。今年発表した「はいよろこんで」は海外の音楽ランキングでも1位を獲得。こっちのけんとは今までは自分が思っていることを人に言うのが怖かったが、それを音楽にしてみたら受け入れてくれる人がいっぱいいたなどと話した。