音楽雑誌「MUSICA」の創刊編集長、鹿野淳氏はパクユナの歌声について、国内にとどまらず、日本語が分からない人ですら感動させると確信していた。トレーナーのりょんりょん氏のもとでレッスンを重ね、1月にパクユナはワンマンライブに挑戦。5月に「VIVA LA ROCK 2024」の出演を控えていたなか、パクユナは青木慶則と共同制作した楽曲をお披露目すること、カメラの前に素顔を出すことを決断。加えて、弦楽器やパーカッションを取り入れたバンド編成で臨むといい、青木は路上ライブで場数を踏んでいる点を高く評価する。
5月3日～6日、さいたまスーパーアリーナで「VIVA LA ROCK 2024」が開催。パクユナが登場するのは屋外に設置されたGARDEN STAGEで、通りがかった人が足を止めることもできる。パクユナはトップバッターを任され、会場には母親、鹿野氏の姿があった。パクユナは自ら作詞、作曲した楽曲、青木と共作した「招待状」などを披露。最期に亡き親友に捧げた「歩み」を歌った。本番の数日前、喉の痛みと発熱を発症し、最終リハーサルも休養に充てるなどしていただけに達成感もひとしおだという。