3月の訪日外国人旅行者は約349万人で、過去最多を記録。東京を巡るバスツアーでは、高級ホテルでのランチビュッフェや抹茶体験、ナイトクルーズも込みで1万5000円のコースが外国人観光客に人気。日本人の予約が増えているのは、皇居や東京タワーなどを3時間でまわる4800円のコース。このところ、東京近郊から来て日帰りで利用する人が増えているという。都内のホテル代の平均価格は、1万7000円を超え、コロナ禍前より5000円以上高い状況。今回のGWでは、1泊以上の旅行に行く人はコロナ禍前に比べ122万人減っている。温泉旅館では、泊食分離を選ぶ人も多い。いい宿に泊るにはそこでの夕食を諦めざるを得ない状況。ことしのGWに海外旅行を予定している人は、コロナ禍前に比べ半分以下となっている。物価高と円安の影響を物語っている。