見上愛の人生最高の一品を紹介。一品目は「尊敬する演出家ゆかりの店 おばんざい」。渋谷にある「ば～ささめ」は寺山修司に詳しいマスターが経営するお酒とおばんざいの店。春菊のおひたしや春キャベツのコールスローなど9品で構成された「おばんざい」が絶品。見上の好物はれんこんのたいたん。マスターの笹目浩之は見上の恩師。笹目は奇才・寺山修司の著作権を管理している。見上は高校の頃、寺山修司の芝居や格言に魅せられ、演劇の道を志すように。大学の希望学科に入るには演技経験が2年必要だったためナベプロのスクールに通っていたところ、スカウトされそのままナベプロ所属に。当初演出家などの裏方志望だった見上だが事務所からオーディションの連絡などが入るようになり「あれこれ女優の方だったか」と自分の勘違いに気づいたという。