17歳のかすみさんは中学時代に不登校になり、夜の孤独感を紛らわせようと自らの体を傷つけることもあった。SNSでトー横で楽しそうに踊る同世代の姿を見て、ここを行けば孤独感が紛れるのではないかと感じた。一人で向かったトー横で集まっていた人たちが歓迎してくれた。その後家に帰らず友達とホテル暮らしを始めた。宿泊代を稼ぐ手段はパパ活だった。こうしてその日暮らしを続けるなかお金がなくなり泊まる場所に困ることもあった。若い女性の性被害を防ごうと2年前から歌舞伎町で声掛け活動を行う支援団体がある。スタッフが意識しているのは相手を否定せず共感すること。声をかけた際のやり取りを記録し継続して対応にあたる。こうした取り組みを続けることで信頼関係ができて悩みを相談してくれるようになったケースもあるという。
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