国は地球温暖化の影響と考えられる農作物への高温障害の影響と、その対策などを取りまとめている。それによると、令和7年産の主食用のコメの作付面積における、高温への耐性がある品種の割合を都道府県別に見たところ、佐賀県は66.9%で2年連続で全国1位だった。これは令和6年産と比べると10.6ポイント増えていて、全国2位の長崎よりも17.1ポイント高くなっている。高温に耐性のあるコメは、猛暑が続いても品質や収穫量が落ちにくい点が特徴。佐賀県では19年前、当時の主力品種だった「ヒノヒカリ」が、高温障害によって1等米がほとんど収穫できなかったことから、高温に強い品種の開発を進めていて、現在は「さがびより」や「夢しずく」が栽培されている。より高温に強い新しいブランド米「ひなたまる」の栽培も、去年から本格的に始まっていて、県によると今後、高温に耐性がある品種の導入はさらに進む見通し。佐賀県園芸農産課は「今後もさらなる導入を進め、生産者の所得の向上、確保に貢献したい」とコメントしている。
