冬の風物詩の焼き芋には今では多彩なアレンジメニューが登場しスイーツとして大人気。都内開催で14万人動員したやきいもフェスでは元祖ハニーチーズ焼き芋ややきいもの旨辛チゲなどが売られあすからは大阪で開催される。シンプルな焼き芋として空前のヒットとなっているのがドン・キホーテの焼き芋。看板商品で年間で15億円の売り上げで本数にすると10分100本くらい売れているといい全店舗での売上本数は年間1230万本だということ。高い糖度とねっとりとした食感が特徴の紅はるかは1本258円で売られているが人気の理由は味。美味しさの秘密はキュアリング。茨城県かすみがうら市にあるサツマイモ畑でドンキの焼き芋の8割がまかなわれている。生物は傷む原因が機械で収穫した時につくものでそこから進行するがキュアリングにより人間で言うかさぶたになりふさいでくれるという。キュアリングは倉庫内に蒸気で温度30℃以上湿度90％以上にし72時間蒸し傷が修復されて長期保存が可能になりその後適温で寝かせることでデンプンが糖化し甘みが増すということ。サツマイモはショーケースの下で低温で1時間半以上かけ焼いてより甘い焼き芋に仕上げている。これからの時期、年を越す1月あたりから紅はるかの甘さと食感のバランスが一番いいということ。