一龍斎貞鏡と若手専門の寄席小屋、神田連雀亭(東京・神田)を訪れた。協会や芸種の垣根を超えて、若手に活躍の場を与えてくれている。オーナーの加藤伸さんは、悲鳴をあげるネタを真に受けた近所の人が通報したというエピソードなどを披露した。今回、有望若手講談師2人を紹介。田辺いちかは舞台俳優や声優などを経て講談師へ。来年真打ち昇進が決まっている。神田松麻呂は2022年二ツ目昇進、高座のみならずラジオ出演など活躍の場を広げている。2人のしくじりエピソードを披露してもらった。田辺は先輩の引っ越しの手伝いの際、捨てると言われた食卓塩を捨てたこと。神田は名前の「めくり」を間違えたまま、師匠が出演してしまったこと。最後にこんな講談師になりたいとの質問に、田辺は「憧れを継なぐ」、神田は「型にはまらない講談師」と答えた。
