2008年のこの日、舞鶴市の造船所で南極観測船の「2代目しらせ」が進水した。南極観測船は1956年の「宗谷」に始まり「ふじ」と「しらせ」と続いてきた。新しい観測船は初代に続き、日本人として初めて南極に上陸した「白瀬矗中尉」の名前から引き継いだ。2代目しらせは先代より大きく、基準排水量1万2000t余り、砕氷船としては世界最大級である。環境に配慮しダイオキシンを出さない特殊な焼却炉を設置した。また塗装が剥がれ落ちないように船体の亀粋付近に特殊なスレンレスが使われている。
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