全国的にコメの品薄が続いている中、その影響は“ふるさと納税”にも及んでいる。コメの品薄が影響して人気となっていたのが“ふるさと納税”で、様々な自治体でコメが品切れとなっている。仲介サイト「ふるさとチョイス」によると、8月のコメへの寄付金額が前の年と比べておよそ2.1倍に。店頭でコメが買えない中、“ふるさと納税”でコメを確保する動きが加速していた。その影響は、佐賀牛などの牛肉が返礼品の6割強を占めるという佐賀県伊万里市の“ふるさと納税”にも。伊万里市役所の担当者は「ほぼ、在庫はない状況。例年に比べて受注がたくさん来ている。昨年よりも早くにストップがかかってしまった」などと話し、今後、新米などが入ってくれば、受け付けを再開する予定だとしている。