下栃棚績さんは自身も探検隊として活動し、スタッフとして毎年探検隊を支え続けている。自分の子どもというよりも羅臼の子だと思っているが、多くの子どもが高校を卒業すると羅臼から出ていってしまうことから羅臼の良さを広めることが大切との考えがあるという。街のことを誇りに思ってもらいたいとの思いがあるという。向口尚輝さんは絶対に事故が起こらない対策は取りようがないのが事実だが、こういう環境でなくては体験できない経験を子どもたちにさせたいという考えがあり、危険な部分をなるべく排除した上でイベントは行われていると話した。あすは知床岬へ向かう。自分は好きな人はいないが夕日に向かって自分の好きな人の名前を叫ぶと結ばれると聞いたことがあると話す学生の姿も見られた。