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「ぶらぶら病」 のテレビ露出情報

あすは広島・原爆の日。被爆者の中には、疲れや怠さが長く続く症状に悩む人がいた。思うように仕事などができないことから「ぶらぶら病」とも言われ、「怠けている」と非難されることもあった。自身も9歳で被爆したうえ、父親がこうした症状になり家族の人生が奪われたという波田保子さんが体験を語った。父親が働けなくなり、母親と協力しながら家庭を支えるようになった波田さんは高校進学も諦めて必死で働いたという。結婚後、家を出た波田さんは看護助手として働き始めるなかで、父親と同じような症状の患者を目の当たりにした。父親の症状の原因が原爆にあったのではと気づけたのは、父親が亡くなる少し前だった。広島の原爆資料館には、同じような症状で追い込まれた家族の展示がある。波田さんは父親の気持ちを十分に理解してあげられなかったという後悔から、被爆者の相談に乗る活動を続けている。広内仁は「あすは広島で平和記念式典が行われる。被爆者が一貫して繰り返してきた核兵器廃絶の声を改めて国内外に強く訴える1日となる」とコメントした。

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