ウーバーイーツは、イオングループが首都圏で展開する小型スーパーで新たな宅配サービスを始めた。小型スーパー「まいばすけっと」の20店舗で導入されたのは、ウーバーイーツの新たな宅配サービス「PPP」。利用者はこれまでと同じようにウーバーイーツのアプリから注文。注文を受けた配達員は店に入り、自分で商品をピックアップ。客が注文した商品を集める。レジに商品を読み込ませてパック。袋詰めしたあと、専用のクレジットカードを使ってペイ、支払いを済ませて客に配達する。これまでスーパーの従業員が行っていた商品集めなどの作業をウーバーの配達員が代行する仕組み。まいばすけっとでは、今年中に1000店舗まで拡大するとしている。PPPに対応したウーバーイーツの配達員は、スーパー側の手数料から追加の報酬が支払われる。全国の店舗の4割がウーバーイーツに対応しているローソン。今月、業務提携を強化。その第1弾として、7月からからあげクンの新商品をウーバーイーツの客に先行発売する。さらに、ウーバーイーツは、薬局とも提携し、処方薬の宅配サービスを始めている。ウーバーイーツジャパンでは去年、小売店の商品を宅配するサービスの売り上げが前の年と比べて80%増加。今後も需要が高まると見ていて、今回開始したPPPサービスで小売店がウーバーイーツを導入する後押しをしたい考え。