利家とまつの故郷である尾張の人々が金沢で暮らし始めた場所がある、その名も尾張町。創業1588年、利家が金沢に入った直後から続くとの伝承が残るはんこの専門店。12代目・細字左平さんは「前田さんが尾張の国から職人をほとんどここに呼び寄せたらしい。うちは荒子が先祖と聞いている」などコメント。13代目の細字千晴さんは「織田信長が字が上手な3人に当時は細字という名前を与えて、いまはんこ屋として残っているのがうちだけ。はんこ屋として日本最古なのもうち」などコメント。お店には古くからのはんこの陰影が残されている。精密なデザインは偽造防止にもなっていた。12代目が2人のために特別なはんこを用意してくれた。職人ならではの繊細な作業を見せてもらうことに。利家の時代から続く技術がいまも息づいている。
