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現在放送中の「大河ドラマ 豊臣兄弟!」。強い絆で結ばれた兄弟が下剋上の世を駆け上がり天下統一を成し遂げるサクセスストーリー。今回は菅井友香と大東駿介が旅する。前回は名古屋市荒子から福井県の越前市へ。今回は加賀百万石の石川県と富山県を旅する。
2人がやって来たのは金沢市にある尾山神社。目を引くのはステンドグラスのある神門。この神社には利家とまつが御祭神として祀られている。尾山神社の葛城さんが前田利家の像を紹介。母衣を背負っている。背中からの攻撃を防ぐ防具の役割がある。赤と黒の母衣を背負っているのは織田信長の親衛隊。利家は赤母衣衆の筆頭だった。「利家公の活躍はおまつ様のお支えなしではなかった」と言われているそう。普段は大切に保管されている宝物を特別に見せて頂くことに。利家が実際に着用したとされる鉄製のよろい胴。前田又左衛門利家と記されていた。鉄のよろい胴には4か所の鉛玉の跡が残っている。さらにナマズの尾のような形をしたかぶと。ナマズは大きな力を持っているとされ、利家はその力にあやかって戦場で被っていたという。
金沢の老舗料亭へ。部屋の装飾に使われていたのは刀のつかと刀身の間にあるつばと呼ばれるもの。女将・鍔さんの名字は刀のつばを作る職人であったことからきている。また、前田利家に仕えていたとのこと。元々は沢山あったつばだが、戦時中に供出させられ、その一部が戦後に戻されたという。片面、職人一生分の時間がかかると言われる技法。その中でも3代目の鍔甚兵衛が料理好きだったこともあり、大名などに料理を提供したところ、「料理屋に転業したら」と約350年前に料理屋に転業したという。江戸後期には屏風絵に登場するほどの有名店になった。石川県の郷土料理・治部煮。お店の得意料理で、人気の一品だったそう。2人は「最後の1滴までおいしい」とコメント。さらに午前中にだけ提供されている特別な朝食を頂く。メインはかに粥。カニの身もそうだが、殻からも出汁を取っているとのこと。
菅井友香のまつひとりたび。石川・金沢市の長町武家屋敷跡を歩き、まつの貴重な資料が残る「前田土佐守家資料館」へ。最初に紹介された展示物は「芳春院消息 千世宛」。まつが娘の千世に宛てた手紙。まつが江戸で人質となっている間の手紙。徳川家康が約束を守ってくれないと怒って書いたもの。菅井友香もまつとして旅の感想を当時の書き方をまねて一筆。こちらの手紙はNHK金沢放送局で展示中。
利家とまつの故郷である尾張の人々が金沢で暮らし始めた場所がある、その名も尾張町。創業1588年、利家が金沢に入った直後から続くとの伝承が残るはんこの専門店。12代目・細字左平さんは「前田さんが尾張の国から職人をほとんどここに呼び寄せたらしい。うちは荒子が先祖と聞いている」などコメント。13代目の細字千晴さんは「織田信長が字が上手な3人に当時は細字という名前を与えて、いまはんこ屋として残っているのがうちだけ。はんこ屋として日本最古なのもうち」などコメント。お店には古くからのはんこの陰影が残されている。精密なデザインは偽造防止にもなっていた。12代目が2人のために特別なはんこを用意してくれた。職人ならではの繊細な作業を見せてもらうことに。利家の時代から続く技術がいまも息づいている。
金沢をあとにした2人はかつて前田家の領地だった富山へ。世界遺産に登録されている富山県南砺市にある五箇山の合掌造り集落。日本最大級の岩瀬家を訪ねた。こちらにも前田家の秘密が隠されている。岩瀬政志さんは「加賀藩はこの五箇山で塩硝と呼ぶが、火薬の原料を作らせていた。塩硝は本来煙という字で書くが、この五箇山では塩という字があてられた。秘密裏にさせる必要があったためあえて塩という字をあてた」などコメント。そしてその当時の塩硝の現物を紹介。五箇山で、塩硝づくりは養蚕業で出たカイコのふんを使い草や土などと混ぜて発行させる秘密の一大産業。また岩瀬さんは「こちらの大きな釜は塩硝釜といって火薬の原料を仕上げるとき、最後の工程に使ったと言われるもの。これに材料を入れて水を加えて煮詰めてろ過精製をしていくと結晶仕上がる」とコメント。
菅井友香のまつひとりたび。富山・氷見市の氷見市立博物館。主任学芸員の大野究さんは京都より前田利家の御用につき塩鰤差出状 複製を紹介し「こちらは京都にいる前田利家の命令を金沢にいる重臣が氷見に伝えた文書。氷見で捕れたぶりを塩漬けにして十七本急いで京都に届けなさいという内容」とコメント。
塩漬けのぶりを探しに道の駅へ。塩漬けのぶりは塩をすり込み熟成させることでうまみが引き出される。菅井友香さんが実食。
世界遺産の五箇山にも、ここでしか食べられない絶品料理が。イワナ料理のお店へ。イワナ料理歴22年のご主人が素早く調理してくれる。店主は「この魚はさばいておけない。ちょっと暖かいと一気に縮んでしまって。川魚なんで。やはりここに来て召し上がっていただかないと食べられない。これくらいに成長するまで3年もかかる。幻の魚と言われる所以はそういうところ」などコメント。天然のイワナは雑食なので生では食べられないが五箇山の清流と専用の餌で養殖されたイワナは生食も可能。ほかにもイワナの背ごしを実食。店主は「そろばん(背ごし)というのはツルツルのお魚を薄く切るので難しい」などコメント。
エンディングトーク。菅井友香さんは「1カ所1カ所驚きがあって、(利家とまつは)本当にすごいことを成し遂げられた方なんだなって改めて実感した」などコメント。大東俊介さんは「荒子衆がまさか金沢までずっと前田家とともにしていたというのもちゃんと残っているのもびっくり」などコメント。
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2026年7月30日(15:10)
