大河ドラマ「光る君へ」で主人公・まひろを演じた吉高由里子さんが共感するシーンを紹介。まひろの弟・藤原惟規からの「根が暗くてうっとうしい」。この言葉に吉高さんは「根暗な部分を掘り下げていったら私もそういう部分があるかもしれない。ドラマに出てくる苦しいときの言葉は自分を鼓舞するようなセリフが多かった」と話した。もう一つ挙げたのがまひろが物語を書いているシーンでの「物語は書きたいと思ったときにしか書けない」「物語は生きてますので」。「私も寝るときに色んなことを考えてしまうときがあって、ふだん思いつかない発想があったりする。物語ではないけど共感する部分はあった」と話した。まひろの「私の気持ちなぞ、どうでもよろしいのに」との言葉に共感した尾野映子さんを紹介。25年前、2人目の子どもがお腹にいた頃、夫の会社の業績が悪化し、収入が月に5万円ほど減った。当時、妊娠中で働けなかった尾野さんは出来るかぎりの節約を始める。節約しながらも夫と2人協力し、子どもに楽しい思いをさせようと努めてきた。2人の子どもは成人して独立。当時を振り返り「自分の気持ちは二の次」といったまひろのセリフに共感した。