- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 打越裕樹 駒村多恵 大石静 金田哲 ファーストサマーウイカ
新しい朝ドラが始まったことについてのトーク。華丸はぺっぴんさんとオープニングの歩き方が逆だと指摘。 べっぴんさんは画面右からだが、橋本環奈は左からだと話した。ゲストの大石静らを紹介。
大河ドラマ 光る君へは吉高由里子演じる主人公・まひろは後の紫式部。1000年の時を超えて読みつがれる源氏物語の作者。後の最高権力者・藤原道長と出会い、ともに惹かれ合いながらも身分の差や運命に翻弄される2人。美しく雅な宮中を舞台に繰り広げられる権力争い。嫉妬や画策がうごめく中、道長と生涯のソウルメイトとなり、源氏物語を生み出していく紫式部の生涯を描いている。毎週放送後にはSNSで「光る君へ」がトレンド入り。視聴者の投稿数が10万を超えることもある。共感が広がる現象はこれまでの大河ドラマにはない。ドラマの世界観にひたり、生活が変わったという人もいる。都内の書店では「光る君へ」のコーナーが。平安文化に興味をもつ人も増えていて百人一首や装束に関する本も並んでいる。どうして光る君へに惹かれるのか、ゲストとその秘密に迫る。
「光る君へ」に出演している金田哲は反響しかないと話す。ファーストサマーウイカもバラエティー仕様でいる時にも「清少納言」と声をかけられるという。大石静は先週くらいに最終回を書きあげたといい、疲れ果てて燃え尽き症候群だともコメント。視聴者からもメールなどを募集。テーマは「光る君へ に惹かれるワケ」「大石静さんに聞きたいこと」。番組でアンケートをとったところ、登場人物のセリフに共感できるという意見が多かったという。
「光る君へ」の人生を振り返ってしまうセリフについて紹介。50代女性が共感したのは乳母のいとが頼りにする男性を語るシーン。「私の言うことを聞くこの人が尊いのでございます」というセリフ。特別な何かがなくてもそばにいてくれる人は大事などと女性は話した。ファーストサマーウイカ演じる清少納言に共感した人もいる。「こんなことされても私はなんとも思いません」というところに屈しない強さがあり、カッコいいと思ったという。
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- 信川清順大河ドラマ 光る君へ清少納言
「光る君へ」についてのトーク。ファーストサマーウイカは演じるききょうについて、スタンスなどが似ていて親近感があり、私もそう思うと感じて演じていると明かした。大石静は「女の人は目標があれば強い。漠然と生きているとやられがち」とし、ききょうについては目標があるからと話した。ファーストサマーウイカの清少納言役について、大石静は「一目会った時から清少納言と思った」と明かした。ファーストサマーウイカは先日クランクアップしたといい、「紫式部に負けないと背負っている1年だったが楽しかった」などとコメント。乳母のいとの「私の言うことを聞くこの人が尊いのでございます」のセリフに共感した人もいる。ただ、こういう人を見抜くことは難しいという。大石静はこれについて、「後から教育すればいい」とコメント。暮らしの中で「私といると幸せだよ」と持って行くと男の人は洗脳されるなどとも大石静はコメント。
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- 大河ドラマ 光る君へ清少納言紫式部
「光る君へ」の赤染衛門の「人妻であろうとも心の中は己だけのもの」というセリフに救われたという40代のユカさん。貴族の姫たちが打毬で勇姿を見せた男たちの話で盛り上がるシーンでのセリフで、ユカさんにとっては、自分のことを肯定してくれた言葉だという。ユカさんは、夫とふたりの子どもの4人家族。母親としての理想像に縛られ、悩むことがあった。よく思われたくて、自分の気持ちに嘘をついてしまい、自分への怒りを日記に綴ったが、裏表のある自分を好きになれずにいた。赤染衛門のセリフは、ありのままでいいと自分を後押ししてくれる言葉だったという。
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- 凰稀かなめ大河ドラマ 光る君へ赤染衛門
赤染衛門のセリフ「心の中は己だけのもの」ということを実践していく心得について、大石は、裏表があるのは当たり前、後ろめたく思うことはないなどと話した。金田は、裏表なく、己に従っている、怒ることもあまりないなどとし、大石は、金田は穏やかだから、話すのが楽だなどと話した。平安時代の作品を書くのは初めてだった大石は、オファーを受けたときは失敗するかもしれないと思った、スタッフが自分とやりたいと言い続けてくれて、こんなに求めてくれるならやらないといけないと引き受けたなどと話した。まひろと道長が初めて結ばれるシーンについて、大石は、「幸せで悲しい」と言う時の吉高由里子の表情が独特、素晴らしい演出と2人の息のあったところが素晴らしかったなどと話した。ファーストサマーウイカは、まひろのセリフに触れ、簡単な言葉で深いところを表現している、惹き込まれたなどと話した。視聴者からは、権力争いが激しく、雅な中にも力強い生命力を感じるなどとのメッセージが寄せられた。
訪ねたのは大河ドラマの撮影が行われているスタジオ。中宮彰子の住まい。この日は10月放送予定のシーンの撮影が行われていた。藤壺と呼ばれる場所、中庭にあるのは藤の花。大きな藤と松の木を絡める通称松藤をシンボルツリーとして設置。実はこちらは、源氏物語絵巻の中にも登場。この絵に描かれていたことから着想を得て作っているのだそう。そして、部屋の中には娘彰子のために藤原道長が送った屏風歌があった。こちらは日本画家の諫山恵実さんが描いた1点物。この屏風には美術スタッフのこだわりが込められているという。正解は屏風の裏。そのこだわりについてチーフデザイナーの山内さんは「せっかく屏風を一から作るので、源氏物語絵巻の中に屏風の裏を描いたところがあり、この図案をもとに作ったらおもしろいのではと」などコメント。ドラマでは屏風が完成し運ばれてきたときや藤原実資がまじまじと見るシーンでちらっと映っていた。
さらに探っていくと。几帳に目が止まった。こちらはパーティションのような役割のあるもの。よく見ると植物の文様が。これらは平安時代に咲いていたとされるウメやカエデなど四季の植物。こちらも源氏物語絵巻に描かれている白い刺繍を真似て作られたそう。一方、別の几帳は紫色の雲。デザイナーは「紫雲はめでたいしるしとして当時見られていた。まひろが月を見ているのだったら几帳は月ではなくて雲をあしらおうと」などコメント。
火を灯す高燈台。描かれているのは蛾。当時蛾と蝶は長寿や反映を意味していた。道長がまひろに送った檜扇にも蛾が描かれていたという。デザイナーの枝茂川氏は「蛾の修正として明るいところに寄ってくるので明かりがついたときにきれいに紋様が見えるように」などコメント。その高燈台のすぐそばにあったのは天皇や中宮が座る御座。そして、きのうの放送では中宮彰子の発案で源氏物語の冊子を作るシーンが描かれた。吉高さんによるとこのシーンの撮影は大変だったという。
スタジオトーク。ドラマ用に作られた源氏物語の豪華本を紹介。B5サイズで作られているという。こちらにも美術スタッフのこだわりがあるのだそう。1つ目に表紙の色合い。緑と紺、紫色を重ねていて、金箔と銀箔がカメラで撮ったときに丁度映える濃さに微調整されて作られているという。製作はふすま、屏風などを作る職人だという。とくに苦労したのは野毛という部分。細ければ細かいほど高級品だという。豪華本のこだわり2つ目は和紙の色だという。1巻1巻違う色が使われている。(全33色)
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- 大河ドラマ 光る君へ源氏物語藤原斉信野毛
大阪府の視聴者からの「光る君へにはまっている1人。毎週録画して自分の好きなシーンを編集している。なんと言っても道長さまとまひろの愛が素敵。番組後はすぐに友達と今週も雅だったねと連絡している」というメッセージを紹介。
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- まひろ大河ドラマ 光る君へ藤原道長
自民党総裁選挙をめぐって先週末は株価や円相場が荒い値動きとなった。週明けの東京株式市場の取引が始まり、市場がどう反応するのかが焦点となっている。朝から売り注文が増え、現在日経平均株価は先週末と比べ、700円以上の値下がり。
オーストリアで議会下院の選挙が行われ、移民や難民に対して排他的な主張を掲げる極右政党が初めて第1党となる見通しとなった。ただ、過半数の獲得は困難で今後の連立協議が焦点となる。議会下院にあたる国民議会の選挙の投開票が行われ、地元公共放送によると、現地午後10時すぎの得票率の予測は、野党で極右の自由党が28.8%、与党で中道右派の国民党が26.3%となり、自由党が初めて第1党になる見通しだ。自由党は、1950年代にナチスの元党員が設立し、移民や難民に対して排他的な主張を掲げているほか、ウクライナへの支援に反対しロシア寄りの姿勢も示している。また、EUの移民政策も批判しており、ヨーロッパではドイツやフランス、オランダでも極右や右派政党が主要な選挙で勢力を拡大している。
全国の気象情報を伝えた。
今日の放送はNHKプラスから見ることができる。視聴者から「光る君へのキャラクターの中で憧れるのは誰ですか?」等の質問が寄せられた。大石静は「まひろを幸せにしようとする道長ってドラマの中にしかいない夢だなって思うし、まひろを巡る道長と宣孝は私の夢だなというふうに思う」と答えた。
大河ドラマ「光る君へ」で主人公・まひろを演じた吉高由里子さんが共感するシーンを紹介。まひろの弟・藤原惟規からの「根が暗くてうっとうしい」。この言葉に吉高さんは「根暗な部分を掘り下げていったら私もそういう部分があるかもしれない。ドラマに出てくる苦しいときの言葉は自分を鼓舞するようなセリフが多かった」と話した。もう一つ挙げたのがまひろが物語を書いているシーンでの「物語は書きたいと思ったときにしか書けない」「物語は生きてますので」。「私も寝るときに色んなことを考えてしまうときがあって、ふだん思いつかない発想があったりする。物語ではないけど共感する部分はあった」と話した。まひろの「私の気持ちなぞ、どうでもよろしいのに」との言葉に共感した尾野映子さんを紹介。25年前、2人目の子どもがお腹にいた頃、夫の会社の業績が悪化し、収入が月に5万円ほど減った。当時、妊娠中で働けなかった尾野さんは出来るかぎりの節約を始める。節約しながらも夫と2人協力し、子どもに楽しい思いをさせようと努めてきた。2人の子どもは成人して独立。当時を振り返り「自分の気持ちは二の次」といったまひろのセリフに共感した。
大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部が生み出した源氏物語を紹介。山本教授は共通点を感じていて「光る君へも源氏物語も恋愛模様だけでなくそれぞれの女性が自分の人生を生きていく、それを細かく描いている」とした。
源氏物語を紹介、紫の上が光源氏と出会ったのは10歳の頃。飼っていた小鳥が逃げてしまい泣いていたところにたまたま通りすがったのが18歳の光源氏で一目惚れされてしまう。光源氏に育てられた紫の上は14歳で光源氏と結婚することに。その後29年間、光源氏に添い遂げるがその生涯は嫉妬と苦悩に満ちていた。光源氏が新しい恋人をつくってきては紫の上に女の話をしわざとやきもちを焼かせるためで、子どもを授からなかった紫の上は光源氏から恋人の子どもを預けられる。紫の上にとって最大にショックだった出来事、光源氏が女三の宮を正妻として迎えたこと。数年後、紫の上は光源氏に出家したいと訴えるが許されなかった。その後、病に倒れ、衰弱していく。その時、光源氏に振り回された自分の人生を振り返った。その時に紫の上がのこした言葉とは?