「光る君へ」の赤染衛門の「人妻であろうとも心の中は己だけのもの」というセリフに救われたという40代のユカさん。貴族の姫たちが打毬で勇姿を見せた男たちの話で盛り上がるシーンでのセリフで、ユカさんにとっては、自分のことを肯定してくれた言葉だという。ユカさんは、夫とふたりの子どもの4人家族。母親としての理想像に縛られ、悩むことがあった。よく思われたくて、自分の気持ちに嘘をついてしまい、自分への怒りを日記に綴ったが、裏表のある自分を好きになれずにいた。赤染衛門のセリフは、ありのままでいいと自分を後押ししてくれる言葉だったという。