BSプレミアム4K「週刊4Kふるさとだより」(次回:11月2日午前9時放送)より「紀州の恵み・青みかんを新たな産業に」を紹介。和歌山・有田市では4月下旬から花が咲き9月になると小さな青いみかんの実となり、みかんの実を大きくするために半分以上の実を取り除く摘果作業が行われる。摘み取られた青いみかんはこれまで廃棄されてきた。みかん農家・橋爪裕介さんが注目したのは青いみかんの特有の酸味と爽やかな香り。インターネットで青みかんの販売を開始。炭酸割りなどに使えることをアピールしたところ多くの人から反響があった。そこで橋爪さんは去年から畑の一部を青いみかん専用の畑にして収穫量を増やした。今年橋爪さんは、白浜町のリゾートホテルと協力して青いみかんを使ったメニュー作りを進めており、削った皮などをつかったカクテルなどを開発。観光客だけでなく地元の人にも青いみかんを知ってもらいたいと考え、橋爪さんは和歌山市内の飲食店でも使ってもらいその存在を広めている。橋爪さんは、これを地域おこしにつなげたいと考えている。