きょうの為替の見通しについてみずほ証券・山本雅文の解説。ドル円の予想レンジは153.00円~158.00円。昨晩は追加介入がなかったことでドル買い需要が広がり、157円方向に上がってしまった。本日は介入があるかが最大の焦点。注目ポイント「今回の介入のポイント」。先月31日に日米両政府が協調して円買い介入を実施した。ドル円は中東情勢の再悪化を受けて7月23日に163.99円の高値をつけていた。その後、30日未明にFOMCがあり、その後ドル安になった。30日~8月3日にかけて日本政府の介入と異例のアメリカの強力もあり、3日にかけて155.23円まで急落した。158円前後を通る200日移動平均線を割り込み、次の介入があれば下値めどは1月のレートチェック後の安値152円になる。今回の介入のポイントは「積極財政政策の転換はこれから」「日銀利上げペース加速なし」「ドル円下落率は大きくない」「アナウンスメント効果が弱い」アメリカの堅調な経済と高インフレ継続見通しを背景としたアメリカの10年金利の高止まり、上昇がドル高圧力として残っている中で、介入が3日程度で終わるとドル円は再び反発して160円方向に戻す可能性が高い。
