不動産投資商品「みんなで大家さん」をめぐっては、成田空港周辺の商業施設など整備プロジェクト開発用地に1500億円超の出資金を集めていたが、今年7月以降分配金の支払いが滞り全国の出資者約1200人から110億円余の資金返還などを求める集団訴訟が起こされている。成田空港会社は開発用地の約4割を所有し、5年前からこの投資商品を手掛ける東京・千代田区の「共生バンク」に貸していたが、造成工事が予定通り進んでいないことに加え、工事を継続できる資金力を確認できないとして、土地の賃貸借契約を今月末で終了する方針を決めたことが関係者への取材でわかった。成田空港会社は近くこの決定を共生バンク側に通知する方針。成田市の小泉市長は、引き続き工事の進捗状況を確認しなければならない、造成工事はしっかり完成してもらいたいと語った。
