車の事故から人の体を守るためにはシートの骨格であるシートフレームが重要な役割を担っているという。後ろから車に追突された場合、胴体が前方へ強く押し出されると同時に頭部は後方へ振られる。首が急激にしなってむち打ち症を引き起こす。こうした追突事故ではエアバッグが効果を発揮しにくいという。2005年に生まれた高い頸部保護性能を実現したシートフは、急な衝撃で乗っている人がシートに強く押し付けられると、その力を利用してヘッドレストが前方に動く。そうすることで頭部が後ろに振られないようヘッドレストで頭を支える。2000年代後半に起きたエコカーブームによって燃費に影響を与える部品の軽量化が求められる時代に。衝撃でヘッドレストを動かす部品を無くす代わりに、衝撃時に体を深くシートに沈み込ませてエネルギーを分散させる仕組みによってむち打ち症を防いだ。さらに軽量化を図るためフレームの鋼材を薄くした上で、圧力が強くかかる部分の形状を見直して強度を保つことに成功した。新たなシートは従来品に比べ-45%の軽量化を達成。
テイ・エス テックの前身はホンダの作業着をつくる会社。二輪車用シートを手掛けるようになったことをきっかけに、シート部門が「東京シート」として独立。その後、ホンダが四輪車の生産を始めたのに合わせて四輪車用シートなど自動車用内装部品を手掛け始めた。バブル崩壊によって自動車販売数が激減。転機となったのがミニバンブームの到来。1994年に発売されたホンダ「オデッセイ」向けにシートアレンジを開発。大きな強みとなった。1998年に軽自動車の規格が改定されて車室の空間が広くなると、設計の自由度が増してシートの需要も拡大。ミニバンで培った技術で軽自動車分野に進出した。
テイ・エス テックの前身はホンダの作業着をつくる会社。二輪車用シートを手掛けるようになったことをきっかけに、シート部門が「東京シート」として独立。その後、ホンダが四輪車の生産を始めたのに合わせて四輪車用シートなど自動車用内装部品を手掛け始めた。バブル崩壊によって自動車販売数が激減。転機となったのがミニバンブームの到来。1994年に発売されたホンダ「オデッセイ」向けにシートアレンジを開発。大きな強みとなった。1998年に軽自動車の規格が改定されて車室の空間が広くなると、設計の自由度が増してシートの需要も拡大。ミニバンで培った技術で軽自動車分野に進出した。
