スタジオジブリの「君たちはどう生きるか」で描かれた背景美術の展示会が東京・三鷹の森ジブリ美術館にて明日から始まる。背景美術は近年、デジタルツールが多く活用されているがスタジオジブリは手書きで行っている、宮崎駿監督は飛び立つアオサギをカメラが追うように見せているシーンで、1枚の絵で見せることで臨場感を表現したという。展示会ではおよそ120点の背景美術を堪能することができる。美術監督・武重洋二さんは、世界を作るっていう意味では必要なものですし、主人公たちが吸っている空気だったりをどうやったら感じさせられるかなと思いながら仕事していると話した。