埼玉県入間市の茶畑でお茶の葉のチェックをしているのは、りそなホールディングスの傘下「首都圏アグリファーム」の水本達也社長。りそなグループは埼玉県で後継者がいなくなった茶畑を活用し煎茶を生産しており、総面積は東京ドーム約18個分にのぼる。りそなは近年本業以外の事業も強化しており、今年煎茶づくりのノウハウを活かし抹茶の生産を始めた。りそなは生産した抹茶を今年中にアメリカに輸出する計画で、今後規模を拡大していきたいという。この抹茶でタッグを組んでいるのが、埼玉県が運営する茶業研究所。埼玉県はりそなと組むことで、地域経済の活性化を狙っている。
