千葉県在住の稲田弘さんは御年92歳。定年退職後運動不足を解消するために水泳を始めたのをきっかけに70歳の時にトライアスロンを始めた。特に稲田さん自身で印象にのこっているのはアイアンマンレース。水泳、自転車、フルマラソンを80歳のときに世界選手権に出場し完走、世界最高齢記録に認定された。強靭なカラダの源は、20種類以上の野菜を使った朝食。今シーズンの目標は年代別の日本選手権。稲田さんは最近カラダの衰えを感じ始めているという。そして宮崎で行われた世界選手権。90代の選手は稲田さんのみだった。最初の種目は1.5キロの水泳。泳ぎ切ることは出来たが、無念のタイムオーバーだった。記録には残らないが、続いての自転車にも参加した。稲田さんはこの大会で悔しさをにじませていたが、まだまだ進化すると意気込んでいた。
